【2003年~2006年】日本語ラップの私的名盤


2003年~2006年にリリースされた日本語ラップのアルバムの中で、
名盤だと思うアルバムをご紹介しています。

日本語ラップの私的名盤【アルバム200枚】 日本語ラップの私的名盤を、アルバムがリリースされた年別にまとめました。タイトルに200とありますが、ご紹介するアルバムは189枚で、1...
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2003年

AQUARIUS / オボレタ街

 

NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのメンバーの一人であるDELIと、トラックメイカーのYAKKOによるユニット、AQUARIUS。トラックがとにかくcoolで、その上に高音でエッジの効いたDELIのラップが乗っかります。客演は、coolなトラックとの相性が高いラッパーが数多く参加しており、ニトロとは違った面白さが詰まったアルバムです。

KICK THE CAN CREW / magic number

 

KICK THE CAN CREWのセカンドアルバム。前作よりも”粗さ”が少なくなり、滑らかな印象を受ける一枚。お祭りの雰囲気漂う楽曲に、キックの魅力の一つである”落ち着いた楽曲”が混ざります。多くの方が思い描く”KICK THE CAN CREW”がここに。『VITALIZER』と共に聴きたいアルバムです。

KICK THE CAN CREW / BEST ALBUM 2001-2003

 

KICK THE CAN CREWのベスト盤。このアルバムでは、『VITALIZER』と『magic number』には収録されていない「カンケリ01」「LIFELINE」「sayonara sayonara」のシングルバージョンと、アルバム未収録だった「クリスマス・イブRap」、そして新曲収録の「STEP IN THE DAY」が収録されています。

RIP SLYME / TIME TO GO

 

RIP SLYMEの3rdアルバム。アルバムにコンセプトを感じるような一枚で、疾走感のある曲から、ゆったりとしたchillなものまで収録されており、 全体的に”自然/nature”な雰囲気を感じます。skitを含めたアルバムの流れが非常に心地良いため、アルバムを通してゆったり聴きたい一枚です。

SEEDA / FLASH SOUNDS PRESENTS ILL VIBE

 

SEEDA名義での1枚目のアルバムで、プロデュースはI-DeA。独特な乾いた音から生み出されるストリート感溢れるトラックの上に、SEEDAのILLなラップが乗っかります。この頃のSEEDAは、英語を含めた高速フローでラップをしており、I-DeAのトラックとの相性はバツグン。一聴したらその中毒性にハマること間違いなしです。

2004年

I-DeA / SELF EXPRESSION

 

SCARSのトラックメイカー、I-DeAの1枚目のアルバム。彼のトラックの大きな特徴であり魅力なところは、”乾いた音”。雰囲気は、まさに路地裏のストリートで、その中毒性の高いトラックの上に、様々なラッパーがラップを乗せていきます。トラックメイカーやDJのアルバムがあまり好みでない方にも、おすすめな一枚です。

KREVA / 新人クレバ

 

KICK THE CAN CREWのメンバーの一人である、KREVAのファーストアルバム。KICK THE CAN CREWの楽曲とは違うスタイルでの、聴きやすいラップが収録されています。BY PHAR THE DOPESTのCUEZEROや、RHYMESTERの‎Mummy-D、レゲエシーンからNG HEADが客演で参加しているため、インディーズ感が漂うところも魅力的。トラックは音数少なめのシンプルな音で、聴き心地がいい一枚となっています。

KICK THE CAN CREW / GOOD MUSIC

 

KICK THE CAN CREWのメジャー3rdアルバムで、活動休止前にリリースされた最後のアルバム。トラックに大きな変化があり、音数の少ない聴き心地の良いトラックで構成されています。それ故に、どこかインディーズっぽさを感じる一枚となっており、『VITALIZER』と『magic number』よりも前にリリースされたのではないかと思うほど。とてもchillな内容となっているため、キックのインディーズ時代の音源が好きな方は、ハマること間違いなし。

RHYMESTER / グレイゾーン

 

2MC1DJのグループ、RHYMESTERのメジャー2ndアルバム。メンバーは、MCの宇多丸とMummy-Dに、DJ JIN。雑然とした印象を受けるトラックが用いられているアルバムですが、それが非常にクセになり、RHYMESTERにしか出せない”味”を感じる一枚。宇多丸は押韻を重ねていくスタイルで、Mummy-Dは柔軟なフローで巧みに韻を踏んでいきます。どちらも韻に対してのこだわりが強く、ライミングをとても楽しめるグループです。DJ JINがMCとして参加する曲もあり、3MC体制にも注目です。

RIP SLYME / MASTERPIECE

 

RIP SLYMEのメジャー4thアルバム。アップテンポな曲から落ち着いた曲まで幅広く収録されており、バランスの良さを感じるアルバム。chillな楽曲は非常に聴き心地が良く、ゆったりと聴きたい一枚です。

TOKONA-X / トウカイXテイオー

 

愛知県常滑市レペゼンのラッパー、TOKONA-Xの1stアルバム。M.O.S.A.D.のメンバーの一人で、方言と独特のフローからなる中毒性の高いラップが魅力のラッパーです。トラックは、USのwest coastを感じさせるサウンド。客演は、ニトロやM.O.S.A.D.のメンバーなど多くのラッパーが参加しています。

マボロシ / ワルダクミ

 

RHYMESTERのMummy-Dと、ギタリスト竹内朋康によるユニット。ロックまではいかない柔らかめなギターサウンドがHIPHOPに溶け込みます。カッコいい曲からゆったりしたものまで、RHYMESTERでは見れないMummy-Dがここにあり。

般若 / おはよう日本

 

妄走族のメンバーの一人である般若のファーストアルバム。トラックとラップのスタイルから、”和”をとても感じるアルバムで、般若のラップは尖りと粗さがあり、エッジの効いた楽曲は聞き応え満載。それらとは対称的な、聴き心地の良いゆったりとした楽曲も収録されています。

2005年

B.I.G.JOE / THE LOST DOPE

 

札幌を拠点に活動するグループ、Mic Jack Productionのメンバーの一人であるB.I.G.JOEの1stアルバム。ポエトリーリーディングを彷彿とさせるようなゆったりとしたフローを有するラッパーで、そのラップから感じるのは渋さ。トラックは、夜を感じさせるゆったりとしたサウンドが多く使われており、アルバムを通してdopeな雰囲気が漂います。introやremixを除くと収録曲数は7曲と少なめですが、その分非常に濃い内容となっている一枚です。

HI-D&TWIGY / LOVE or HATE

 

MICROPHONE PAGERのTWIGYと、シンガーのHI-Dによるアルバム。奇妙な雰囲気漂うラップをするTWIGYですが、このアルバムではしっとりとしたラップを乗せています。2人の相性はバッチリで、HIPHOPとR&Bの交わりを楽しむことができます。

MARS MANIE / BLOCK TO BLOCK

 

HIPHOPクルー”TEAM 44 BLOX”のメンバーの一人であるMARS MANIEのアルバム。トラックは、全体的に重めなビートで、かつcoolな印象を受けます。そこに乗っかるのは、MARS MANIEの低めの声から生み出されるヘビーなラップ。中毒性の高いアルバムで、客演はニトロのメンバーやLUNCH TIME SPEAX、MIKRISなどが参加しています。

SEEDA / GREEN

 

SEEDAの2枚目のアルバムで、プロデュースはI-DeAとBACHLOGIC。2人の魅力的なトラックの上に、少しゆったりめになったSEEDAのラップが乗っかります。アルバム全体の印象は、とにかく煙たく渋い。客演は、SCARSの面々や、のちにmixCD『CONCRETE GREEN』に参加するL-VOKALやESSENCIAL、YING YANGのSAGGAなどが参加しています。

2006年

ANARCHY / ROB THE WORLD

 

京都出身のラッパー、ANARCHYのファーストアルバム。ハスキーな声から生み出される中毒性の高いフローが魅力で、彼のラップからは非常に熱量を感じます。アルバムの内容は、まさにアンダーグラウンドHIPHOP。バチバチにラップする”粗さ”のある曲から哀愁漂う曲まで収録されており、 じっくり聴き込みたい一枚です。

KREVA / 愛・自分博

 

L-VOKAL / Laughin’

 

OZROSAURUS / Rhyme & Blues

 

OZROSAURUSのサードアルバム。USのwestcoastを感じさせるトラックの上で、MACCHOのバチバチなラップを聴くことが出来ます。聴き心地の良い楽曲も多く収録されており、”バランスの良さ”と”濃さ”をとても感じるアルバムです。客演は、シンガーのSAYに、般若やZeebra、BIG RONなどが参加しています。

SCARS / THE ALBUM

 

川崎で結成された6MC2TMのグループ、SCARSの1stアルバム。メンバーは、MCのA-THUG・bay4k・SEEDA・STICKY・BES・MANNYに、トラックメイカーのI-DeAとSAC。圧倒的なラップのかっこよさで、このアルバムを聴いたらワクワクすること間違いなし。”これぞSCARS”と思わせるようなトラックが使われており、ストリートな雰囲気がありつつも、とても聴き心地がいいアルバムです。

SWANKY SWIPE / BUNKS MARMARED

 

SWANKY SWIPEのアルバムで、メンバーはSCARSのBES、トラックメイカーのEISHIN、DJ PORSCHE、DJ YODEL。結成は90年代後半にしており、SCARSよりも前に組まれたグループです。EISHINはmcとしても参加していますが、アルバムの大半はBESがラップをしています。客演は、SCARSの面々に、仙人掌、SIMON、MSCのメシアTHEフライ、漢などが参加。ストリートをパックしたような雰囲気で、渋めで粘り気のあるBESのフローは、一度聴いたらクセになります。

ZEEBRA / The New Beginning

 

ZEEBRAの4thアルバム。キングギドラの『最終兵器』のように尖った雰囲気ではありませんが、アルバム全体から感じるのは”もの凄い熱量”。ラップは”超・ハード”で、ZEEBRAのカッコよさが詰め込まれたアルバムです。客演はTWIGYやUZI、ラッパ我リヤのQ、RHYMESTERのMummy-Dなどのラッパーに加え、シンガーのAIと安室奈美恵も参加しています。

般若 / 内部告発

 

般若の3rdアルバム。これまでのアルバムは、エッジの効いた曲が中心となっていましたが、本作ではゆったりとしたものが多く収録されています。粗さや尖りが少なくなったものの、熱量の高さは健在。じっくりと聴き込みたい一枚です。

日本語ラップの私的名盤【アルバム200枚】 日本語ラップの私的名盤を、アルバムがリリースされた年別にまとめました。タイトルに200とありますが、ご紹介するアルバムは189枚で、1...
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