【2007年~2008年】日本語ラップの私的名盤


2007年~2008年にリリースされた日本語ラップのアルバムの中で、
名盤だと思うアルバムをご紹介しています。

日本語ラップの私的名盤【アルバム200枚】 日本語ラップの私的名盤を、アルバムがリリースされた年別にまとめました。タイトルに200とありますが、ご紹介するアルバムは189枚で、1...
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2007年

GEEK / LIFE SIZE

 

2MC1DJのグループ、GEEKのファーストアルバム。メンバーは、ラッパーのOKIとSEI-ONE、そしてDJ EDO。OKIは、高めの声で細かく韻を踏んでいくILLなフロー、SEI-ONEは、低めの声で押韻を重ねていくゆったりとしたフローが魅力。トラックは、乾いたようなドラムの打ち込みが印象的で、中毒性の高いループトラックからchillなものまで収録。verseのみならず、hookにおいても多くマイクパスをするグループで、対照的なラップスタイルの交わりを楽しむことができます。

KREVA / よろしくお願いします

 

NORIKIYO / EXIT

 

SD JUNKSTAのメンバーの一人である、NORIKIYOの1枚目のアルバム。粗さがありつつエッジの効いたフローを有するラッパーで、そのラップから感じるのはILLさ。トラックは、乾いた音が多く使われているアルバムで、哀愁漂うトラックから相模の街を感じさせるトラックなどが収録されており、高い中毒性を感じます。客演は、SCARSとSD JUNKSTAの面々に、練マザのSHIZOOが参加。一聴したらクセになるアルバムとなっており、じっくり聴きたい一枚です。

OZROSAURUS / HYSTERICAL

 

OZROSAURUSの4thアルバム。メジャーレーベルといざこざがあり、DS455と設立したBay Blues Recordzからリリースされたアルバム。メジャーに対する”怒り”の感情が滲み出ており、もの凄く熱量の高いラップが収録されています。トラックにも変化があり、USのwestcoastに影響を受けたトラックが少なく、これまでのOZROSAURUSとは違った一面を聴くことができるアルバムです。

RIP SLYME / FUNFAIR

 

RIP SLYMEの6thアルバム。疾走感のある曲が多いため、RIP SLYMEのラップをものすごく楽しめるアルバム。それらとは対照的に、ところどころにゆったりめの曲も収録されているため、非常にバランスの良い一枚となっています。客演は、ラッパーのCOMA-CHIと、ロックシーンからMONGOL800が参加。それぞれのアーティストとの相性は抜群で、リップとの交わりを楽しむことができます。

SEEDA / 街風

 

SEEDAの5枚目のアルバム。メジャーシーンからKREVA、北の大地からILL BOSSTINOに、練マザのD.O、SCARSの面々からNORIKIYOや漢など、数多くのラッパーが参加しており、彼らとの絶妙な化学反応を楽しむことが出来る一枚。前作『花と雨』から、SEEDAのラップが聴き取りやすいフローに変化しており、それまでの”煙たさ”とは一味違ったクセになるラップを聴くことが出来ます。

サイプレス上野とロベルト吉野 / ドリーム

 

横浜レペゼンの1MC1DJのユニット、サイプレス上野とロベルト吉野の1stアルバム。MCがサイプレス上野、DJがロベルト吉野になります。このアルバムは、ユーモアあふれる斬新な曲で構成されており、聴いていて思わずニヤッとしてしまうような陽気な雰囲気の一枚となっています。

2008年

BES / REBUILD

 

SWANKY SWIPEのメンバーの一人である、BESのアルバム(この頃は、SCARSから一時脱退しています)。大半のトラックはMalikが提供しており、ゆったりしたものから中毒性の高い渋めなトラックまで収録。印象的なhookが多く、トラックの中毒性と相まって非常にクセになる一枚。客演は、MSCの面々に、仙人掌、SCARSのSTICKYなどが参加しています。

BRGK / MIC N’ ROSES

 

BRON-K / 奇妙頂来相模富士

 

DAZZLE 4 LIFE / Never Give Up

 

三重県志摩市出身のユニット、DAZZLE 4 LIFEの1stアルバム。メンバーは、ラッパーのCMDに、トークボックスを担当するT-TRIPPIN’。オートチューンに似ているトークボックスですが、オートチューンは声にエフェクトをかけるのに対して、トークボックスは楽器の音に声を加えることで、楽器を歌のように奏でます。やや高めでハスキーな声から生み出されるCMDのラップは、粗さと高い熱量があり、とにかくcool。トラックは、USのWestcoastに影響を受けたサウンドで、そこにT-TRIPPIN’のトークボックスが加わることで、G-Funk Westcoast Hiphopを彷彿とさせます。とても聴き心地の良い内容となっており、中毒性の高い一枚です。

DJ PMX / THE ORIGINAL

 

DS455のメンバー、DJ PMXのトラックメイカーとしてのアルバム。USのwestcoastスタイルをベースに、DJ PMXらしいメロウな仕上がりとなっており、アルバムを通して非常に聴き心地の良い内容となっています。客演は、BIG RON、DAZZLE 4 LIFE、HOKT、GIPPER、OZROSAURUSのMACCHOなど同じくUSのwestcoastに影響を受けたラッパーをはじめ、AK-69、ZEEBRA、RHYMESTERのMummy-Dなどのラッパー、青山テルマ、May J.、JAMOSA、SAY、HI-Dなどのシンガーと、多くのラッパーやシンガーが参加しています。

DS455 / The Best Of DS455

 

2008年にリリースされたDS455のベストアルバム。DJ PMXが作り出す心地の良いトラックの上に、Kayzabroの柔らかいフローのラップが乗っかります。聴き心地がとても良く、海沿いをドライブする時に聴きたくなるようなアルバム。ゴリゴリのトラックの曲も収録されており、心地の良い楽曲のKayzabroとは一味違うラップにも注目です。

LITTLE / “YES” rhyme-dentity

 

KICK THE CAN CREWのメンバーである、LITTLEの3枚目のアルバム。175RのSHOGOに、レゲエシーンからMetis、そしてさまざまなラッパーが客演で参加しています。featしているアーティストとの相性は抜群で、さまざまな”味”を感じる内容となっており、アルバムを通して統一感もあります。KICKで魅せた”巧みに韻を踏むラップ”は健在。ゆったりとした曲が多いため、聴き心地の良い一枚です。

L-VOKAL / FREE

 

NORIKIYO / OUTLET BLUES

 

NORIKIYOの2枚目のアルバム。トラックに大きな変化があったアルバムで、全曲をBACHLOGICがプロデュースしています。前作にもトラックを提供していたBACHLOGICですが、本作に提供しているトラックは、BACHLOGICらしさを感じる音数多めの奥行きのあるサウンド。ラップにも少し変化があり、本作では粗さが増し、よりエッジの効いたフローでラップをしています。トラックに変化があったことで、cityやdowntownの雰囲気が漂うアルバムとなっており、これまでとは一味違ったNORIKIYOを知ることが出来る一枚となっています。

OKI / ABOUT

 

GEEKのメンバーの一人、OKIの1stアルバムで、GEEKの1st『LIFE SIZE』から8ヶ月後にリリースされたもの。『LIFE SIZE』では見られなかった奥行きのあるサウンドに、尖ったトラックから哀愁漂うもの、chillなトラックまで収録。細かく韻を踏んでいくILLなラップが魅力で、エッジの効いた楽曲は聞き応え満載。客演は、GEEKのSEI-ONEに、SEEDA、NORIKIYO、L-VOKALなどが参加しており、客演との化学反応も楽しめます。

SEEDA / HEAVEN

 

前作『街風』から約3ヶ月後にリリースされた、SEEDAの6thアルバム。本作は客演が少なめでA-ThugとLunaのみ参加。前作とは雰囲気がガラッと変わり、 chillな楽曲や哀愁漂うトラックが多い内容となっています。ややアンダーグラウンドな雰囲気が漂うため、『花と雨』よりも前にリリースされたのではないかと思うほど。非常にまとまった統一感のあるアルバムで、ゆったりと聴きたい一枚です。

USU a.k.a SQUEZ / 365-ROOTS-

 

新潟のグループ”NITE FULL MAKERS”のメンバー、USUのセカンドアルバム。熱量の高さが魅力のラッパーで、シンガーがfeatしている楽曲以外の曲も、キャッチーなhookが多い内容となっています。トラックは、ラップを引き立たせるようなsoulfulな音。客演は、新潟の面々に、SIMON、SEEDA、TARO SOUL、サイプレス上野など、数多くのラッパーが参加しています。

鬼一家 / 赤落

 

福島県いわき市出身のラッパー”鬼”が、鬼一家名義でリリースしたアルバム。鬼一家のメンバーは、鬼、BLOM、K.E.I、D-EARTHなどで、詳細なメンバーは不明。鬼を軸にした内容となっており、BESやNORIKIYOなども客演で参加しています。トラックは祭りのような“賑わい”を感じる音が使われており、その上に鬼の渋めなラップがのっかります。

田我流 / 「作品集」-JUST-

 

般若 / ドクタートーキョー

 

般若の4枚目のアルバム。トラックに大きな変化が見られたアルバムで、ストリート寄りの乾いた音からsoulfulかつクリアーなサウンドへ。般若らしさのあるユーモアを交えた楽曲に、熱量の高いものからゆったりとした楽曲まで収録。サウンド面に変化があったことで、これまでとは一味違った般若を感じることのできる一枚となっています。

日本語ラップの私的名盤【アルバム200枚】 日本語ラップの私的名盤を、アルバムがリリースされた年別にまとめました。タイトルに200とありますが、ご紹介するアルバムは189枚で、1...
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