【2010年】日本語ラップの私的名盤


2010年にリリースされた日本語ラップのアルバムの中で、
名盤だと思うアルバムをご紹介しています。

日本語ラップの私的名盤【アルバム200枚】 日本語ラップの私的名盤を、アルバムがリリースされた年別にまとめました。タイトルに200とありますが、ご紹介するアルバムは189枚で、1...
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2010年

acharu / Nasty

 

シンガーでありラッパーの、acharuの1stアルバム。ゆったりとした時間が流れるアルバムで、全体的に雨を感じさせるトラックが続きます。心地の良いR&Bよりのラップをしつつ、歌う曲も収録されています。客演は、NIPPSやD.O、BRON-Kなど多くのラッパーが参加しています。

B.I.G.JOE / RIZE AGAIN

 

B.I.G.JOEの3枚目のアルバム。少しトラックに変化があったアルバムで、多くのトラックは、B.I.G.JOEらしい夜を感じさせるサウンドが使われていますが、これまでのB.I.G.JOEでは見られなかった奥行きのあるクリアーなサウンドのトラックやゆったりとしたトラックも収録。トラックに変化があったことで、dopeな雰囲気漂う楽曲は半分ほどとなっており、これまでとは一味違ったB.I.G.JOEを聴くことができるアルバムとなっています。客演は、B.I.G.JOEが所属するMJPからINIに、NORIKIYO、TWIGY、SOULHEADのTSUGUMI、レゲエシーンからMAD KOHが参加しています。

DINARY DELTA FORCE / SOUNDTRACK TO THE BED TOWN

 

神奈川県藤沢市出身の4MCのグループ、DINARY DELTA FORCEの1stアルバム。メンバーは、RHYME BOYA、祀SP、calimshot、DUSTY HUSKY。90年代のUSHiphopを感じさせる煙たいトラックを用いるグループで、サウンドは超がつくほどの渋さ。ラップのスタイルは、4人のMCが同じベクトルを向きつつも、それぞれが違う魅力を有しているため、このクルーにしか出せないマイクリレーの味があります。

EGO / EGOLOGY

 

東京出身のラッパー、EGOのファーストアルバム。リリックがとても聞き取りやすく、押韻を重ねていくスタイルのラッパーで、とても聞き応えがあります。アルバムの内容は、熱量のあるトラックが多く、客演のラッパーとの化学反応を非常に楽しめます。客演は、GEEKのOKIに、L-VOKAL、YING YANGのISH-ONEとSAGGAなどが参加。聴き心地の良いゆったりめの楽曲にも注目です。

Hilcrhyme / リサイタル

 

KGE the SHADOWMEN AND HIMUKI / LOCAL FAMILY

 

ラッパー”KGE the SHADOWMEN”とDJ・トラックメイカーの”HIMUKI”によるアルバム。打ち込みが印象的なトラックで、黒いビートからchillなものまで様々なトラックで構成されています。KGEのラップは、変則的。粘りのある独特なフローから生み出されるラップは、HIMUKIのトラックとの相性が抜群です。

KREVA / OASYS

 

OJIBAH / THE FIRST CAUSE

 

SD JUNKSTAのメンバー、OJIBAHによるスタジオアルバム。ユニークなトラックが多く使われており、独特なリズム感から生み出される巧みなフローは、聞き応え満載。SD JUNKSTAの雰囲気が漂いつつ、OJIBAHならではの色を感じる一枚となっています。

QN / THE SHELL

 

SIMI LABのQNのファーストアルバム。独特な抑揚から生み出されるILLなフローが魅力で、本作はのちのアルバムと比べるとラップに”粗さ”を感じる一枚。トラックは、E.M. a.k.a ELMORE、SIMI LABのOMSB、QN自身が手がけたもので構成されており、とにかくクセになるトラックで高い中毒性を感じます。客演は、SIMI LABの面々に、SD JUNKSTAからKYN、stillichimiyaから田我流が参加しています。

RAU DEF / ESCALATE

 

RAU DEFのファーストアルバム。英語のような柔軟なフローでありつつ、切り込むような鋭さも兼ね備えるラッパー、RAU DEF。PUNPEEがトラックをメイクし、hookにも参加した楽曲や、S.L.A.C.K.がトラックを提供し、客演として参加した楽曲に加え、多くのトラックメイカーがトラックを提供。様々な色が詰め込まれたアルバムで、RAU DEFの柔軟であり鋭いラップを非常に楽しめる一枚となっています。

RHYMESTER / MANIFESTO

 

RHYMESTERの7枚目のアルバム。客演が多かった前作から一転して、本作の客演はゼロ。トラックに少し変化があり、RHYMESTERらしい打ち込みが粗めなトラックを軸にした内容となっていますが、クリアーなサウンドのトラックやchillな楽曲も収録されています。これまで通り2人のライミングを楽しみつつ、新たなRHYMESTERの魅力を感じることが出来る一枚となっています。

SCARS / THE EP

 

intro・outro含む全8曲なので、実質6曲収録されているEP。SCARS名義でリリースされていますが、このアルバムに参加しているメンバーは、SEEDAとbay4kのみで、6曲それぞれに客演が参加しています。トラックはSCARSらしい音が使われており、曲数が少ない分、一曲一曲が非常に濃い仕上がりとなっています。(MANNYはintro、STICKYはoutroのみに参加、この頃の林鷹は正式なメンバーではないため、featで参加しています)

SEEDA / BREATHE

 

SEEDAの8枚目のアルバム。前作では、トラックがクリアーなサウンドへと変化しましたが、本作もそのスタイルを引き継ぎつつ、前に向かうような明るいトラックが多く収録されているアルバム。レゲエシンガーのleccaや、R&BシンガーのEMI MARIAなどがhookを担当している楽曲以外にも、hookがキャッチーなものが多く、日本語ラップでありつつ、オルタナティブロックのような聴きやすさがある一枚です。

S.L.A.C.K. / Swes Swes Cheap

 

S.L.A.C.K.のEPで、1500枚限定で生産されたもの。intro・skit含む全9曲入りで、introと5曲を自身でメイクし、Budamunkからskitと2曲の提供を受けています。客演は、仙人掌が参加。chillなトラックをはじめ、粗さのある”リズムがずれたようなトラック”に、USのG-Funk Hiphopのようなシンセが使われたトラックなど、S.L.A.C.K.らしくありつつも、1stや2ndでは見られなかったようなトラックが多く、新鮮さを感じる一枚となっています。

WAX / 神成り

 

SD JUNKSTAのメンバーの一人、WAXの1stアルバム。さまざまなスタイルのラッパーを有するSD JUNKSTAですが、その中でもとりわけトリッキーなフローを兼ね備えるのがWAX。トラックは、SD JUNKSTAを感じさせるサウンドを軸に構成されており、ユーモア溢れる楽曲からdopeなものまで収録。客演はSD JUNKSTAからNORIKIYO、BRON-K、KYNが参加しています。

YING YANG / TOTAL ECLIPSE

 

YOUNG HASTLE / THIS IS MY HUSTLE

 

YOUNG HASTLEの1枚目のアルバム。workoutで磨き上げられた筋肉美を兼ね備えるラッパーで、押韻スタイルから生み出される独特なフローは、じわじわとハマる中毒性があります。大半のトラックは、LUCK-ENDのDJ ATSUSHIが提供しており、同じくLUCK-ENDから寿とBIG-Tが客演で参加。とにかく斬新なトピックの楽曲が並び、YOUNG HASTLEならではのユーモアを楽しめる一枚となっています。

狐火 / 27才のリアル

 

福島出身のラッパー、狐火の4枚目のアルバム。ラップのスタイルは、ポエトリーリーディング。思いを書きなぐるように言葉を吐くラッパーで、熱量の高さにとても引き込まれます。さまざまなテーマを楽曲にしており、狐火というhiphopが詰め込まれた一枚。哀愁漂うものから雑然としたものまで、印象的なトラックにも注目です。

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