【2011年】日本語ラップの私的名盤


2011年にリリースされた日本語ラップのアルバムの中で、
名盤だと思うアルバムをご紹介しています。

日本語ラップの私的名盤【アルバム200枚】 日本語ラップの私的名盤を、アルバムがリリースされた年別にまとめました。タイトルに200とありますが、ご紹介するアルバムは189枚で、1...
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2011年

ANARCHY / Diggin’ Anarchy

 

ANARCHYの3rdアルバム。トラックは、MICROPHONE PAGERのMUROが全曲を提供。70’sのfunkやsoulなどをサンプリングしたようなMUROらしいトラックから、dopeで中毒性の高いものまで収録。客演は、RUDEBWOY FACE、PUSHIM、FIRE BALLのCHOZEN LEEと、レゲエシーンからの参加が多く、MUROと親交の深いRINO LATINA IIやDABOなども参加。新たなANARCHYを聴くことが出来る一枚となっており、非常にクセになるアルバムです。

D.O / ネリル & JO

 

Earth No Mad / Mud Day

 

SIMI LABのQNのトラックメイカー名義、Earth No Madのアルバム。独特のリズムから生み出されるトラックは、dopeやILLとは違った不思議な雰囲気で、どこか”土”を感じさせる音。客演は、SIMI LABのメンバーや、菊丸、Ryohuなどが参加しており、SIMI LABが初めてYouTubeに上げた音源「WALKMAN」も収録されています。(SIMI LAB名義のアルバムでは、未収録)

HAIIRO DE ROSSI / forte

 

藤沢出身のラッパー、HAIIRO DE ROSSIの3rdアルバム。高めの声から生み出されるラップは、鋭さがありつつ、繊細さも感じるフローで、乗せるトラックによってその印象が変わります。トラックは、90年代のEastcoastの影響を受けたようなdopeなトラックから、soulfulなものやchillなものも収録。客演は、シンガーのGraceに、のちにHOOLIGANZとしてグループを組むこととなるTAKUMA THE GREAT、万寿、BANが参加。曲数も多く、非常に濃い内容のアルバムとなっています。

KREVA / GO

 

KYN / 遺伝子変革

 

SD JUNKSTAのメンバー、KYNの2枚目のアルバム。ゆったりとした粘りのあるフローの持ち主で、 トラックメイカーとしても活動しているKYN。アルバムの半分ほどのトラックを自身で手がけており、SD JUNKSTAの雰囲気とは違った深みのあるサウンドが魅力。残りの半分はQNやDJ YAMINOなど、他のトラックメイカーが手がけているものの、アルバムを通して統一感があり、KYNの独特な世界が広がります。客演は、相模の面々に、ダイナリのRHYME BOYA、MSCのメシアTHEフライなど、多くのラッパーが参加しています。

L-VOKAL / LIVIN’

 

NORIKIYO / メランコリック現代

 

NORIKIYOの3rdアルバム。前作から3年のスパンを開けリリースされたアルバムで、ラップに粗さが少なくなり、ILLさを感じるフローへと変化しています。トラックは、BACHLOGICやI-DeAをはじめ、OHLD、SKY BEATZ、PUNPEEなどから提供を受けており、奥行きのあるsoulfulなトラックからゆったりとしたものまで収録。夜を感じさせるトラックが多く収録されており、アルバムを通して落ち着いた雰囲気が漂います。1stと2ndとはまた異なった印象を受けるアルバムで、新たなNORIKIYOを知ることが出来る一枚となっています。

QN / Dead Man Walking 1.9.9.0

 

QNのセカンドアルバム。前作の”粗さ”のある内容から、ガラッと雰囲気が変わったアルバム。さまざまな景色の中を緩歩するような雰囲気で、ゆったりとした時間が続いていきます。客演は、SIMI LABの面々に、SD JUNKSTAからKYN、NORIKIYOなどが参加。小休止をしながら聴きたい一枚です。

RAU DEF / CARNAGE

 

RAU DEFの2枚目のアルバム。トラックは、前作同様PUNPEEやS.L.A.C.K.、JASHWONなどに加えて、のちにHYPNOTYZとして、RAU DEFとグループを組むこととなるラッパー兼トラックメイカーのGOICHIと、トラックメイカーのYMGもトラックを提供。前作では見られなかったようなsoulfulな楽曲も収録されており、新たなRAU DEFを聴くことができる一枚。skitを含む全8曲と曲数は少なめですが、その分非常に濃い内容となっています。

SIMI LAB / Page1:Anatomy Of Insane

 

相模原市を拠点に活動するグループ、SIMI LABのファーストアルバム。SIMI LABのトラックは、ややズレたようなリズムの打ち込みが特徴で、初めは聴きにくさを感じるものの、次第にSIMI LABの”染み”に浸かること間違いなし。MCは、QN、OMSB、MARIA、DyyPRIDE‎を中心に、USOWA、JUMAが参加。彼彼女らのラップはクセになるフローで、独特なトラックと相まって高い中毒性を感じます。

SIMON / TWICE BORN

 

S.L.A.C.K. / 我時想う愛

 

S.L.A.C.K.の3枚目のアルバム。自身でトラックをメイクし、BudamunkとWATTERからそれぞれ1曲提供を受けています。客演は、SEEDAやSQUASH SQUADをはじめ、多くのラッパーが参加。前作からさらにトラックに変化があったアルバムで、本作では”リズムがずれたようなトラック”は少なく、静まり返った夜を感じさせるような落ち着いたトラックが多くを占めます。ゆったりとした時間が流れるアルバムとなっており、これまでとは一味違ったS.L.A.C.K.を聴くことができる一枚です。

鬼 / 湊

 

10曲収録のミニアルバム『湊』。鬼一家名義でリリースした『赤落』以降は、客演が少なめでしたが、本作は、鬼一家のメンバーに、輪入道、般若、SHINGO★西成、CRAZY-Tが参加しており、客演は多め。トラックは、鬼らしいjazzyなものから、soulfulなもの、ポエトリー寄りのゆったりしたものまで収録。フルアルバムのような濃さを感じるアルバムで、ゆったり聴きたい一枚です。

小林勝行 / 神戸薔薇尻

 

兵庫県神戸市出身のラッパー、小林勝行の1stアルバム。元々”神戸薔薇尻”という名前で活動していたため、そのMC名がアルバムのタイトルになっています。兵庫の方言をルーツとする熱量の高いフローが魅力で、ポエトリーリーディングとは違った”語りかけるような”ラップをしています。全18曲中skitは1曲のため、非常に濃い内容となっており、じっくり聴きたい一枚です。

環ROY / あっちとこっち

 

仙台出身のラッパー、環ROYの3rdアルバム。トラックは、POPとは違ったクリアーなサウンドで、変則的に感じられるリズムのものが多く用いられています。それらのトラックに乗せられたラップもまた変則的で、その”変則さ”から生まれるのは、不思議な聴きやすさ。環ROYという世界が詰め込まれたアルバムとなっており、ゆったり聴きたい一枚です。

不可思議/wonderboy / ラブリー・ラビリンス

 

ポエトリーリーディングのラッパー、不可思議のファーストアルバム。トラックは、柔らかいドラムの打ち込みで、夢の中や想像、どこか別の場所の情景を表すかのような雰囲気の音が使われています。少しかすれた高めの声から生み出されるラップは、詩を朗読するようなフローで、熱量が高く、トラックの雰囲気と相まってとても引き込まれます。不可思議という世界が詰め込まれた作品で、じっくりと聴きたい一枚です。

万寿 / RAP LA BOOGIE

 

横須賀出身のラッパー、万寿のセカンドアルバム。韻を軽く踏みながらラフなフローでラップをするのが魅力のラッパー、万寿。トラックは海に面した港町・横須賀をイメージさせる音が使われており、アルバムを通して風吹く心地良さを感じる一枚となっています。客演は、HOOLIGANZからHAIIRO DE ROSSI、TAKUMA THE GREAT、BANが参加し、レゲエシーンからRIDDIM HUNTER、FORTUNE Dが参加しています。

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