2013年にリリースされた日本語ラップのアルバムの中で、
名盤だと思うアルバムをご紹介しています。

- 2013年
- DINARY DELTA FORCE / THE 9
- DJ HAZIME / Ain’t No Stoppin’ The Dj Vol.2
- L-VOKAL / 卒業
- MUTANTANERS / MYND OF MUTANT 突然変異的反抗期
- NORIKIYO / 断片集
- NORIKIYO / 花水木
- KREVA / SPACE
- SALU / In My Life
- SMITH-CN / KIDS TO BIG
- RAIZEN / 始動 -SIDOU-
- RAW-T / YELLOW ALBUM
- 桜我 a.k.a. shu / How to be B.I.G
- 5lack / 5 sence
- 5lack x Olive Oil / 50
- %C / PCT.PEPPER’S LONELY BEATS CLUB BAND
2013年
DINARY DELTA FORCE / THE 9

アーティスト名:DINARY DELTA FORCE
アルバム名:THE 9
曲数:13
リリース年:2013年
前作から3年の時を経てリリースされた、DINARY DELTA FORCEのセカンドアルバム。本作もダイナリらしさ全開な仕上がりとなっており、90年代のUShiphopを彷彿とさせる煙たいビートの上で、4人のMCがマイクをパスしていきます。煙たいビートとクセになるラップが相まって、アルバムを通してとても”渋さ”を感じる一枚です。
DJ HAZIME / Ain’t No Stoppin’ The Dj Vol.2

アーティスト名: DJ HAZIME
アルバム名:Ain’t No Stoppin’The Dj Part 2
曲数:14
リリース年:2013年
L-VOKAL / 卒業

アーティスト名:L-VOKAL
アルバム名:卒業
曲数:12
リリース年:2013年
MUTANTANERS / MYND OF MUTANT 突然変異的反抗期

アーティスト名:MUTANTANERS
アルバム名:MYND OF MUTANT 突然変異的反抗期
曲数:11
リリース年:2013年
RAU DEF、QN、Marvirickによるユニット、MUTANTANERSのアルバム。スタジオに集まって作られたような”ラフさ”を感じるアルバムで、大半のhookをRAU DEFが担当。トラックは、RAU DEFとQNらしさを感じるものと、MUTANTANERSを表現するようなトラックに分かれます。アルバムを通して高めのサウンドが印象的で、独特な雰囲気を漂わせる一枚となっています。
NORIKIYO / 断片集

アーティスト名:NORIKIYO
アルバム名:断片集
曲数:8
リリース年:2013年
NORIKIYOの全8曲入りのEP。2曲はskitになります。主にシングルとしてリリースされた楽曲をまとめたもので、メロディアスなhookの楽曲から、hiphop色の強い楽曲まで収録。メロディアスなhookの楽曲は、これまでのNORIKIYOでは見られなかったスタイルのため、とても新鮮さを感じます。客演は、SALUと4WDに、BRON-K、桜木カオリが参加。3rdアルバムと比べると明るさを感じる内容となっており、ゆったりと聴きたい一枚です。
NORIKIYO / 花水木

アーティスト名:NORIKIYO
アルバム名:花水木
曲数:21
リリース年:2013年
NORIKIYOの4枚目のアルバム。アルバムをリリースするたびに変化が見られたNORIKIYOですが、本作においてもラップとトラック共に変化が見られます。ラップはILLな雰囲気から渋さを感じるラップへと変化。トラックは、 奥行きのあるトラックからゆったりとしたものをはじめ、USのhiphopに影響を受けたトラックも収録されています。曲数は全21曲(skit5曲)と多く、本作ではシンガーのみが参加。非常に濃さを感じるアルバムとなっており、これまでとは一味違ったNORIKIYOを知ることができる一枚です。
KREVA / SPACE

アーティスト名:KREVA
アルバム名:SPACE
曲数:15
リリース年:2013年
SALU / In My Life

アーティスト名:SALU
アルバム名:In My Life
曲数:8
リリース年:2013年
SALUの8曲入りのミニアルバム。トラックは、本作においてもBACHLOGICやOHLDが提供しています。よりキャッチーな聴き心地の良い楽曲が収録されており、前作と比べて明るさを感じるアルバム。客演は、RHYMESTERのMummy-Dが参加し、既存の楽曲にremixとしてRIP SLYMEのPESが参加。曲数は少なめですが、”2ndアルバムとしてリリースされたのでは”と思うほど、濃さを感じる一枚となっています。
SMITH-CN / KIDS TO BIG

アーティスト名:SMITH-CN
アルバム名:KIDS TO BIG
曲数:14
リリース年:2013年
ESSENCIALのメンバー、SMITH-CNの2枚目のアルバム。高めの声から生み出される粘り気のあるフローが魅力で、そのイカしたILLなラップは、一度聴いたらクセになります。トラックは、USのTrapから影響を受けたものを軸に、chillなものやゆったりしたトラックも収録。中毒性の高い仕上がりとなっており、SMITH-CNの魅力が詰まった一枚です。
RAIZEN / 始動 -SIDOU-

アーティスト名:RAIZEN
アルバム名: 始動 -SIDOU-
曲数:11
リリース年:2013年
東京出身のラッパー、RAIZENのセカンドアルバム。高めの声から繰り出される粘り気のあるフローを有するラッパー、RAIZEN。トラックは、深い霧に包まれるような、怪しげのある音が使われており、このアルバムを一言で表すならば、ILL。本作の客演はゼロとなっており、RAIZENの世界観が詰め込まれた中毒性の高い一枚となっています。
RAW-T / YELLOW ALBUM

アーティスト名:RAW-T
アルバム名:YELLOW ALBUM
曲数:11
リリース年:2013年
渋谷を拠点に活動するグループ、ICE DYNASTYのメンバーの一人であるRAW-Tのファーストアルバム。低めの声から生み出される重ためなフローが魅力のラッパーで、聴けば聴くほどクセになる中毒性を有します。トラックは、Zipsies、Jashwon、B.T.Reoをはじめ、様々なトラックメイカーから提供を受けており、ハードなものから哀愁漂うトラックなどが収録されています。東京のアンダーグラウンドを感じさせるアルバムとなっており、RAW-Tの魅力が詰め込まれた1枚です。
桜我 a.k.a. shu / How to be B.I.G

アーティスト名:桜我 a.k.a. shu
アルバム名:How to be B.I.G
曲数:6
リリース年:年
5lack / 5 sence

アーティスト名:5lack
アルバム名:5 sence
曲数:17
リリース年:2013年
S.L.A.C.K.が、アーティスト名を5lackに変更した後にリリースされた、5lack名義1枚目のアルバム。本作では、16FLIPやBudamunkをはじめ、様々なトラックメイカーからトラックの提供を受けており、introを除く16曲中、5lack自身がメイクしたトラックは3曲と少なめになります。アルバムを通してdopeで渋めな雰囲気漂う内容となっており、中毒性の高いループトラックはとてもクセになります。これまでのS.L.A.C.K.名義のアルバムとの変化を楽しめるアルバムで、新たな5lackスタイルを感じる一枚となっています。
5lack x Olive Oil / 50

アーティスト名:5LACK x Olive Oil
アルバム名:50
曲数:11
リリース年:2013年
5LACKと、DJ兼トラックメイカーのOlive Oilによるアルバム。5LACKは自身のアルバムでトラックをメイクしているものの、本作は全てOlive Oilがメイクしたトラックになります。lofi hiphopを彷彿とさせるような心地の良いトラックが続き、ゆったりと時間が流れていくようなアルバム。”5LACKらしさ”を感じるものの、5LACKのソロアルバムとは違った雰囲気となっており、”5LACK×Olive Oil”という交わりを非常に楽しめる一枚となっています。客演では、MONJUの仙人掌とISSUGIが参加しています。
%C / PCT.PEPPER’S LONELY BEATS CLUB BAND

アーティスト名:%C
アルバム名:PCT.PEPPER’S LONELY BEATS CLUB BAND
曲数:13
リリース年:2013年
HOOLIGANZのDJ兼トラックメイカーである%Cの1stアルバム。この頃のHOOLIGANZは、HAIIRO DE ROSSIが脱退する前で、%Cはこのアルバム以降に加入したのではと思います。%Cのトラックは、明かりが灯るような柔らかいサウンドが魅力。客演は、HOOLIGANZやHAIIRO DE ROSSIなどが参加しており、アルバムを通して心地の良い時間が流れます。
